記事をご覧頂きましてありがとうございます。
今回取り上げるのは「大阪関西万博2025」にて使われる西陣織についてです。
パビリオンの中でも目立つ存在になるであろう、こちらの建物。
【世界初! 大阪万博に長径24mの巨大な西陣織のドームが出現】
西陣織を進めるものとしてどうなるのか、注視していました。
最新の記事はこちらです。
【飯田GHDの「西陣織パビリオン」は万博に咲く花、曲面だらけの鉄骨フレームと膜材】
今回、織物を担当しているのは細尾という会社になります。
2018年に西陣織工業組合に認定されたメーカーです。
実際の記事を読んでみますと、
①最初は織物と鉄骨だけで進めようとした←
↓
②そもそも不燃ができないので外と中を分離させないといけない
↓
③織物では外荷重に耐えられないから、内側に別素材を入れて補強(?)
↓
④ポリの糸で織るだけじゃ耐候性がないのでコーティングする
↓
⑤コーティングしたら生地が縮むから長めに織らなくちゃいけない
という流れになっているようです。
織元としての懸念材料は「海にも近い環境で会期中、雨風に耐えられるのか?」と言うことでした。
発表当初、こうおっしゃられています。
開催期間も半年間ありますので、当然、その期間、野外で耐えられる強度だったり、耐光性だったり、耐火性とか、もう全部、クリアしなきゃダメです。織物だと絶対に不可能だと言われる領域だと思います。
そこから図のような流れになり、西陣織の生地のみでは不燃もできないし、外荷重も耐えられないということになりました。
実際かなりの紆余曲折があるようですね。
正直、ポリエステルの糸が縮むことも、不燃が(正式には)取れないことも周知の事実だったりする部分もあります。
この厳しい条件の中で、今後どうなっていくのか、より注視していきたいと思います!
リニスタグループは、同様にポリエステルで150cmの生地を織ることができ、他社よりも5分の1程度のコストでの生産が可能です。
この万博の記事で西陣織が気になった方も、ぜひお問い合わせください。
今後もリニスタグループをよろしくお願いします。
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